志木北伝道所 会堂建設の記録

私たちの教会の新会堂建設の記録です

会堂建設のお恵み

(中会伝道局だより 2001年11月11日に掲載)

 2001年7用6日午後2時、志木北伝道所会堂建築定礎式が行われました。猛暑の炎天下にもかかわらず、中会や浦和、柏木、豊島北各教会からも来て頂き本当にうれしく、それと共に、幼稚園跡地の夏草を踏みながら30年の歳月を振り返り、胸にせまるものを感じました。1968年息子の志木幼稚園入園と共に家庭集会に誘われ、初めて平田牧師の説教を聴き、続けて出るようになりました。夜の礼拝開始の時、夜間外出は家族の反対や私も通う自信がなく止めようと思いながら、何か引きつけられて通っている中受洗の恵みを頂き、同時に会計を持たされ、いつの間にか20年余り過ぎました。その間、朝の礼拝になり、浦和教会から東京中会の伝道所になり、会員も転入転出や天に召されたりで、少しずつ入れ変わって一番古顔の一人になってしまいました。

 会堂建築はかねて借用していた幼稚園での礼拝が幼稚園の閉園に伴い、危ぶまれる事態になったことで起こりました。十人余りの貧しい集まりでは土地購入は不可能に近<、赴任される三好牧師は、どうされるのか案じていましたが「神様が必要とされるなら、きっと整えて下さいます」とおちついて云われたので、救われた気持ちで牧師について行けばなんとかなるだろうと決心致しました。その後、皆で土地探しを始めましたが思うような所がなく、その折り、幼稚園の一部を買ってほしいとの申し出でを受け、やはり思い出の地に決まりました。

 荻窪北伝道教会を見せて頂きアドバイスを受け、柏木教会の大橋長老には土地のことですっかりお世話をかけ、やっと設計者や建築業者が決まり、資金面では大会や東京中会から融資を受け、全国の教会や個人からの献金が寄せられ、本当に神様のお恵みの確かさを感じております。改めて、会堂は神様からの預かりもの、多くの教会や皆様の暖かい援助をかみしめながら小さな伝道所が大きな責任の重さを感じ、一層のお導きを祈り、会堂完成を待っております。